昨年はビリ。

何とかしてやりたい。

でも、早起きは辛かった。

 

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サイトの解説
私は3人娘(10歳、4歳、2歳)の父親である。小4の娘は、運動が苦手で特にマラソンが嫌いである。毎年マラソン大会はビリ。そのせいか娘は自信がない。何かと「どうせやってもダメだから」と開き直る。そこで娘の特訓を自らやることにした。これは父と娘のマラソン特訓の記録である。

11月9日(日) 14日目

tokkun001.JPG今日は朝から火鉢に炭を入れた。

先日、友人宅で火鉢を囲んで酒を飲み、どうしても欲しくなり購入した逸品だ。

総欅造り、天板の厚さが10cmある関西長火鉢である。

購入してから夜中にじゅうねん油を塗り、乾拭きでメンテナンスした。

凝りだすととことん凝る。

B型の特徴だろうか。

 

朝からテラスで火越しをする。

我が家は、新宿の鉄筋コンクリート5階建である。

田舎とは違うので、警察に通報でもされはしないかと冷や冷やした。

その後、3人娘を連れ、江戸川橋の丸正に買い物。

焼き芋用に「鳴門金時」と「紅東」を購入した。

 

家に帰ると妻がひと言。

「こんなに買って来てどうするの」

そう言えばそうだ。

毎度のことだが、刺身や焼肉などは私が買うことが多いのだが、ついつい買いすぎてしまう。

マグロの解体なんて見ていると、つい思いっきり食べたくなってしまうのだ。

 

なにはともあれ、これまたインターネットで購入しておいた「石焼き芋の石」をステンレスの大鍋に入れ、焼き芋作りを始める。

しばらく時間がかかる。

よしそれじゃあ、焼き芋が出来るまでマラソン練習をしよう。

30分経ったら、火鉢の芋をひっくり返すよう妻に告げ、3人娘を連れて公園に向かう。

 

例によって、2歳と4歳の娘は放っておくことになる。

幸いなことに今日は日曜日なので、大人の手が多い。

砂場や水で遊ぶぶんには危険がないのでいいだろう。

ただ、平日の朝より人が多いので、走りにくい。

キャッチボールをやっているお父さんに「端っこだと危ないので真ん中でされたらどうですか」と言って走るコースを作る。

 

そもそも公園ではキャッチボールは禁止である。

といって「キャッチボールをするな」というつもりはない。

都会の公園では、キャッチボールどころか、ボール投げも木登りも禁止だ。

子どもにとって、危険な遊びほど楽しい。

狭い都会のことだから仕方がないといえばそうなのだが、ちょっと複雑である。

 

僕らが子どもの頃は、空き地で「三角ベース野球」や「六虫」などの遊びができた。

それに今ほど中学受験や習い事が盛んではなかったから、「あそこに行けば誰かいる」という場所があった。

今の子どもたちは、約束をしていないと遊べない。

都会の子育ては難しい、とつくづく思う。

 

それはともかく、今日の練習時間は焼き芋が出来るまで1時間。

最後は、昨日と同じ1000mのタイムを計ろう。

まずは、準備体操と軽いジョギング。

その後、200mインターバルを5本。

最近では、1分前後で走れるようになってきた。

そろそろ課題のタイムを55秒にするか、距離を400mするか変えてもいいだろう。

今日は、このあと1000mを走るから、変えるのはやめておこう。

やる気をなくして、手を抜かれるのも困るし・・・。

 

十分に汗をかいた後、10分ほど歩かせる。

休憩の時間が長い気もするが、そうしないと機能の二の舞になる可能性がある。

また、今日は本当の娘の実力を試したい。

なので、心も身体もできるだけベストな状態を目指した。

「パパが一緒に走ったほうがいい?」

「いや、一人で走る。パパが一緒だとうるさいから」

 

1000mスタート。

スタートからしばらく、なかなかいい感じだ(娘にしては)。

1周はいつもの200mのコースだが、1分5秒ほどである。

ここから公園の外周を2周である。

外周に入っても、それなりに頑張っている。

 

私は、公園の中を周りながら声をかける。

「よし、そこ、頑張れ」

「いい感じ、いい感じ」

「腰を高く!」

 

今日は娘なりに頑張っている。

「よし、最後、中に入って!」

一応最後まで、歩くようなことはなかった。

タイムは、6分37秒。

 

昨日より、1分以上縮まっている。

まあ、昨日はほとんど歩いている時もあったのだが。

「すごいじゃん、記録更新だよ。やったな」

娘は苦しくて、口もきけないようだ。

これを待っていたのだ。

 

身体に負荷をかけないと、長距離は伸びない。

苦しい状態で頑張れるのが心の才能だ。

うちの娘に「心の才能がある」とまでは言えないが、それでもギリギリの苦しい状態にまで追い込むことが出来たのは大きな進歩だ。

 

「よくやったな」

娘も苦しいながら、充実感があったようだ。

苦しいけど、頑張った達成感。

こういうのって大人になるとなかなか味わえない。

40歳にもなると、ケガや仕事など後々のことをつい考えてしまうからだ。

いい感じになってきた。

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