昨年はビリ。
何とかしてやりたい。
でも、早起きは辛かった。
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- 私は3人娘(10歳、4歳、2歳)の父親である。小4の娘は、運動が苦手で特にマラソンが嫌いである。毎年マラソン大会はビリ。そのせいか娘は自信がない。何かと「どうせやってもダメだから」と開き直る。そこで娘の特訓を自らやることにした。これは父と娘のマラソン特訓の記録である。
11月12日(水) 17日目
今日から、100mのインターバルを
それというのも、昨日うちの会社の税理士の先生からアドバイスされたからだ。
この先生は、中学高校と6年間陸上部で長距離をやっていたので、練習方法に詳しい。
「よし、今日からスピードアップの練習をする。スタートはこの木、あそこの木の外側をまわっていつもの直線でゴールだ。距離は短くなるがそのぶん本気で走れ!」
「いつも、本気だよ」
娘は、いつもひと言多い。
まず、現時点の娘のタイムが分からないと、課題タイム(ノルマ)を設定できない。
そこでタイムを計ってそれを課題にしようと考える。
まてよ。そうすると、手を抜くかもしれないな。
ま、いっか。
とりあえず、タイムを計ってみよう。
「ヨーイ、スタート」
おっ!いつになく、懸命に走っている。
距離が短くなると、やる気が出るんだな。
手を抜く様子は全くない。
大人と違って、子どもは小ずるいことはしない。
タイムは、26秒ちょっと。
おいおい、100mだぞ。
私が小6の時、100m14秒程度で走っていたはずである。
もっとも私は学校で1番だったが、それにしても26秒とは。
こりゃ、走り方、フォームを作らないとダメだ。
フォームを作る時、ある程度疲れていたほうがいい。
身体が楽になるフォームを作るからだ。
とはいえ、いきなり距離を伸ばすと娘がやる気をなくす。
仕方がないから、100m5本は変更しなかった。
「よし、次はいつもの200をやるぞ」
「ええっ!そんなの聞いてないよ」
「そうだよ。パパだって言ってないもん。その代わり、タイムの1分はやめてあげる。あの木まで(100m)を全力で走れ。そこまでを25秒だ。そのあとは少しペースを落としてもいい。でも、少しだぞ。落としすぎちゃダメだぞ」
「分かった」
「ヨーイ、スタート」
おっ、なかなかいいペースだ。
100mに差し掛かり、
「よし、そこ、がんばれ。ペースを落とすな」
タイムは、56秒ちょっと。
「すごい!新記録だ。やったな」
結果的に、200mの新記録が出た。
その後の4周は、特に厳しくはせず、スタートから100mだけは頑張るように指示した。
結果的に、毎回1分を切った。
「よし、最後に、ダッシュの練習をする」
「えーっ、終わりじゃないの!?」
「いちいち、文句を言わない!!」
「は?い」
「返事は伸ばすな。『ハイ!』だろ。安心しろ、少ししかやらないから」
「本当に、少しだけだよ」
少し、といってやりだすと少しじゃ済まなくのを娘はよく知っている。
今回は、本当に少しだけにしておこう。
本当は、腿上げの練習をしたいのだが、毎度おかしなフォームになる。
腰が下がったり、異常な小股になったり、手足がバラバラになったり、なのだ。
そこで余計なことをしないで、ダッシュをさせてみる。
まずまずのフォームだ(娘にしては)。
走っている途中で、声をかける。
「腰を上げて!そう、腕を振って!」
「いいか。足を地面につけたときは膝を曲げるな。こうやって、走るんだ」
とやってみせる。
「よし、もう1回」
「そう、いいぞ」
と50mを5回走らせて、練習を終えた。
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