昨年はビリ。

何とかしてやりたい。

でも、早起きは辛かった。

 

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私は3人娘(10歳、4歳、2歳)の父親である。小4の娘は、運動が苦手で特にマラソンが嫌いである。毎年マラソン大会はビリ。そのせいか娘は自信がない。何かと「どうせやってもダメだから」と開き直る。そこで娘の特訓を自らやることにした。これは父と娘のマラソン特訓の記録である。

10月28日(火) 2日目(本当の練習初日)

019.jpg朝、6時。予定通り起床。

今日は起きられた。

でも、やたら眠い。

考えてみたら、昨日はいつも通り午前1時に帰宅して、なんだか眠れず漫画を読みながら酒を飲んでしまった。

寝たのは4時。ちょっと後悔する。

とにかくムチャクチャ眠い。

 

なにはともあれ、娘を起こしにいく。

幸せそうに眠っている娘を見て、起こすのはつらい。

「でも、もう、後戻りはできない」

と自分に言い聞かせる。

 

「〇〇、起きるぞ」

「ムリ、ちょっとだけ寝かせて」

「いいから、起きなさい。10、9、8・・・」

娘は急いで起きる。

 

数を数えるのは、我が家の変な習慣である。

数え終わらないうちに指示に従わなくてはならない。

良いか悪いかはともかく、幼い頃から、そうやって言うことを聞かせてきた。

「〇〇、ちょっと来なさい。(少し待って)5、4、3、2、1・・・」

と左手の5本指を出し、指を折っていくのだ。

 

水を飲ませ、着替えるように指示する。

娘はなんだかとろい。

「もう、そのままでいいから靴下を履いて、フリースでも着なさい」

「えーっ、でも、パジャマだよ」

「いいから!誰も見てないよ。それに言わなきゃパジャマだって分からないよ。どうせ、毎日洗うんだから、ちょうどいいじゃないか」

これによって、この後1ヶ月間、パジャマのまま走ることになった。

といっても、上からフリースとかウインドブレーカーを羽織りはするのだが。

 

家を出て、歩くくらいのスピードでジョギングをして鶴巻南公園へ。

公園まで、およそ100m。

まず準備体操だが、本格的なストレッチは面倒なので、足首をまわしたり、肩をまわしたり、ジャンプ、アキレス腱などを適当にやる。

 

まずは、練習コースの設定を行なう。

これから1ヶ月間の基本コースである。

前日にヤフーの地図で確認したところ、公園の外周は約300mだ。

ただ、外周だとアスファルトの上を走ることになる。

骨の柔らかい小学生に硬いアスファルトは避けたい。

そこで公園内の木や遊具を目印にして、コース設定を行なった。

 

地面の上に、1m間隔で線を2本引く。

私が大またで歩くとちょうどそのくらいだ。

そこで、走りやすい範囲で最も距離が大きくなるようにコースを決めた。

最後に微調整して、およそ200mである。

この200mと外周の300mのコースを設定したことは、結果的に正解であった。

「200」と「300」があれば、すべての距離設定を作れるからだ。

 

前置きが長くなったが、いよいよ練習である。

200mのコースを私なりのゆっくりしたペースで一緒に走る。

たぶん、200mを60秒くらいだ。

娘は、ついて来れない。

(マジかよ。このペースで1周もついて来れないのか)

 

経験した人は分かるだろうが、長距離を一緒に走るのは有効な練習方法である。

でも、一旦遅れだすと、一気にペースが落ちる。

心が折れてしまうからだ。

それにしても、うちの娘は忍耐力がない。

 

本番のマラソン大会のコースは、1kmである。

そこで、この200mのコースを5周走るメニューを基本にしようとしたが、

うちの娘はとてももたない。

おまけに、走るフォームができていない。

なんだか笑っちゃうくらいチグハグなのだ。

 

とりあえず、歩くくらいの、いやほとんど歩いているという感じで5周走った。

娘はすっかり嫌になっている。

そして口から出るのは、愚痴、愚痴、文句。

私のほうが嫌になる。

その気持ちをグッと飲み込んで、「いいよ。いい感じだ」と笑顔で声をかける。

 

今日は娘の状況が把握できた。

それを踏まえて、これからの練習メニューを考えてみよう。

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