昨年はビリ。
何とかしてやりたい。
でも、早起きは辛かった。
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- 私は3人娘(10歳、4歳、2歳)の父親である。小4の娘は、運動が苦手で特にマラソンが嫌いである。毎年マラソン大会はビリ。そのせいか娘は自信がない。何かと「どうせやってもダメだから」と開き直る。そこで娘の特訓を自らやることにした。これは父と娘のマラソン特訓の記録である。
10月28日(火) 2日目(本当の練習初日)
今日は起きられた。
でも、やたら眠い。
考えてみたら、昨日はいつも通り午前1時に帰宅して、なんだか眠れず漫画を読みながら酒を飲んでしまった。
寝たのは4時。ちょっと後悔する。
とにかくムチャクチャ眠い。
なにはともあれ、娘を起こしにいく。
幸せそうに眠っている娘を見て、起こすのはつらい。
「でも、もう、後戻りはできない」
と自分に言い聞かせる。
「〇〇、起きるぞ」
「ムリ、ちょっとだけ寝かせて」
「いいから、起きなさい。10、9、8・・・」
娘は急いで起きる。
数を数えるのは、我が家の変な習慣である。
数え終わらないうちに指示に従わなくてはならない。
良いか悪いかはともかく、幼い頃から、そうやって言うことを聞かせてきた。
「〇〇、ちょっと来なさい。(少し待って)5、4、3、2、1・・・」
と左手の5本指を出し、指を折っていくのだ。
水を飲ませ、着替えるように指示する。
娘はなんだかとろい。
「もう、そのままでいいから靴下を履いて、フリースでも着なさい」
「えーっ、でも、パジャマだよ」
「いいから!誰も見てないよ。それに言わなきゃパジャマだって分からないよ。どうせ、毎日洗うんだから、ちょうどいいじゃないか」
これによって、この後1ヶ月間、パジャマのまま走ることになった。
といっても、上からフリースとかウインドブレーカーを羽織りはするのだが。
家を出て、歩くくらいのスピードでジョギングをして鶴巻南公園へ。
公園まで、およそ100m。
まず準備体操だが、本格的なストレッチは面倒なので、足首をまわしたり、肩をまわしたり、ジャンプ、アキレス腱などを適当にやる。
まずは、練習コースの設定を行なう。
これから1ヶ月間の基本コースである。
前日にヤフーの地図で確認したところ、公園の外周は約300mだ。
ただ、外周だとアスファルトの上を走ることになる。
骨の柔らかい小学生に硬いアスファルトは避けたい。
そこで公園内の木や遊具を目印にして、コース設定を行なった。
地面の上に、1m間隔で線を2本引く。
私が大またで歩くとちょうどそのくらいだ。
そこで、走りやすい範囲で最も距離が大きくなるようにコースを決めた。
最後に微調整して、およそ200mである。
この200mと外周の300mのコースを設定したことは、結果的に正解であった。
「200」と「300」があれば、すべての距離設定を作れるからだ。
前置きが長くなったが、いよいよ練習である。
200mのコースを私なりのゆっくりしたペースで一緒に走る。
たぶん、200mを60秒くらいだ。
娘は、ついて来れない。
(マジかよ。このペースで1周もついて来れないのか)
経験した人は分かるだろうが、長距離を一緒に走るのは有効な練習方法である。
でも、一旦遅れだすと、一気にペースが落ちる。
心が折れてしまうからだ。
それにしても、うちの娘は忍耐力がない。
本番のマラソン大会のコースは、1kmである。
そこで、この200mのコースを5周走るメニューを基本にしようとしたが、
うちの娘はとてももたない。
おまけに、走るフォームができていない。
なんだか笑っちゃうくらいチグハグなのだ。
とりあえず、歩くくらいの、いやほとんど歩いているという感じで5周走った。
娘はすっかり嫌になっている。
そして口から出るのは、愚痴、愚痴、文句。
私のほうが嫌になる。
その気持ちをグッと飲み込んで、「いいよ。いい感じだ」と笑顔で声をかける。
今日は娘の状況が把握できた。
それを踏まえて、これからの練習メニューを考えてみよう。
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