昨年はビリ。
何とかしてやりたい。
でも、早起きは辛かった。
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- 私は3人娘(10歳、4歳、2歳)の父親である。小4の娘は、運動が苦手で特にマラソンが嫌いである。毎年マラソン大会はビリ。そのせいか娘は自信がない。何かと「どうせやってもダメだから」と開き直る。そこで娘の特訓を自らやることにした。これは父と娘のマラソン特訓の記録である。
10月29日(水) 3日目(我慢できる練習方法)
昨日分かったことは、
問題点を挙げれば、キリがない。
体力、筋力、フォーム、精神力、どれをとってもいいところがない。
そうそう、それに加えて体型。
娘は、太っているのだ。
この文章を本人が見たら嫌がるだろうが、ここは正直に告白しよう。
身長139cm、体重42kg。
子どもがいない人から見れば、
「太っているっていっても、そうでもないんじゃないの」
と思うかもしれないが、小学生でこれは結構太っているのだ。
母子手帳の身長と体重を表した「成長曲線の表」をご存知だろうか。
アレと同じのが小学生でもある。
「太りすぎ」「やや太め」「普通」・・・、って感じだ。
娘は「太りすぎ」のど真ん中にいるのである。
とにかく娘は、現時点において運動におけるすべての要素に欠けている。
その中でも、特に問題なのが「忍耐力がない」ことだ。
忍耐力がないとトレーニングそのものができない。
前に進まないのだ。
そこで取った方法が、前日に設定したコース(公園の1周200m)を走り、その後同じコース200mを歩く、そしてまた1周200mを走る、・・・。
これを繰り返すというものである。
まあ、簡単にいえば200mのインターバルトレーニングだ。
で、結果は?
これでも、まともにこなせなかった。
スタート地点の木から亀の遊具までの10m、そこから次の木までの60メートルで失速し、その時点で20秒ほどもかかってしまうのだ。
70mで20秒、これは遅い。
さらに、その後は失速するので、まともに走れない。
結果、200mを1分10秒。
ちょっと待てよ。
ウサイン・ボルトの200mの世界記録は19秒30だぞ。
私が中学の時、たぶん20秒台では走っていた気がする。
小学生ということを考えても、1分はかかりすぎだ。
でも、そんなことを言っても、仕方がない。
とりあえず、5周した。
それにしても、娘に本気さを感じない。
心の才能がないのではないか。
30分ほどで、娘はすっかり嫌になっている。
その時点で、7時半。
まだ、朝食もすませていない。
いい加減終わらせないと学校に遅刻する。
そこで、「よし、1分を切ったら練習を終わりにする」
「えっ、ムリ!私、走らないから」
と娘は泣きそうだ。
「分かった。じゃあ、走り方を教えてあげるから。いいか、あの木まで(70m地点)一生懸命走れ。そこからはちょっとスピードを落としていい。そして最後の直線は本気でがんばれ」
「ヨーイ、ドン」
スタートしてから、1秒後にストップウォッチを押す。
ラストの直線、残り20秒。
「20、19、18、・・・」大声で叫ぶ。
さすがに娘も練習を終わらせたいから必死だ。
最後は娘をチラチラ見ながら、1分直前にストップウォッチを押す。
59秒68。
本当は、1分3秒くらいなのだが、こうでもしないと練習が終わらない。
加えて、娘に達成感を与えられない。
「やったぁ!すごいぞ!1分切ったぞ!」
ストップウォッチを見せる。
娘は、喜ぶというより、練習が終わる安どの表情を浮かべていた。
なにはともあれ、練習が終わった。
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