昨年はビリ。

何とかしてやりたい。

でも、早起きは辛かった。

 

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私は3人娘(10歳、4歳、2歳)の父親である。小4の娘は、運動が苦手で特にマラソンが嫌いである。毎年マラソン大会はビリ。そのせいか娘は自信がない。何かと「どうせやってもダメだから」と開き直る。そこで娘の特訓を自らやることにした。これは父と娘のマラソン特訓の記録である。

11月1日(土) 6日目

ジョギングシューズが届いた。

ちょっとやる気になるかな、と思いインターネットで購入しておいたのだ。

サイズは、23.0。

娘は、小学4年生にしては足が大きい。

レディースの水色で結構いい感じである。

本人も気に入って、喜んでいる。

 

ただ、いざ履いて出かけようとすると蝶結びがおかしい。

なんだか結び目が太い。

「もう一回やってみな」

輪っかを2つ作っている。

「違うよ!そうじゃない」

「え、でも、ママがこうやって教えてくれたもん」

「ママがどうだとか、関係ないんだ!正しいやり方を覚えろ」

そんなわけで蝶結びの特訓をする。

 

公園に行く途中、娘はいつになく上機嫌だ。

もちろん靴のおかげである。

「この靴、かかとが跳ねる気がする」

「そうか。早く走れそうか?」

「それは分からないけど・・・、でも結構いけそうな気がする」

なんだかんだ言っても、10歳の子は素直である。

 

今日は土曜日で時間があるからゆっくり練習ができる。

まず、軽く2周ジョギングして、新しいコースに挑戦することにした。

これまでは娘の忍耐力に合わせて、200mのインターバルをやっていたがが、今日は本番と同じ1000mを通すことにした。

公園内の200mを1周、公園の外周りの300mを2周、そして最後に公園内を1周でおよそ1000メートルである。

 

いつものように私が横で走り、横から声をかける。

「いいよ。いい感じだよ。腰の位置を高く!そう、その感じ」

「パパ、うるさいよ。パパがそういうこというとやる気なくなる」

と生意気なことを言う。

確かに、褒め方がわざとらしいかな、と反省する。

 

「お腹が痛い」

そうそう、娘は少し走るとすぐに「お腹が痛い」と言い出す。

嘘じゃないんだろうが、毎回だから困る。

インターネットで原因と対処法と調べたが、コレといった即効的な対処法はないようだ。

原因は、娘の場合、走り慣れていないことにある。

トレーニングを続けて、走ることに慣れてもらうしか対処法はない。

 

「そうか。お腹痛いか。じゃあ、歩きながら深呼吸してみよう」

「スー、ハー、スー、ハー」

「よし、行くぞ」

10秒後、

「お腹痛い」

「そうか。ペースを落として我慢して走ろう」

こうなると、タイムも何もない。

結局、1000mを8分以上かかってしまった。

 

しばらく公園内を歩いた後、100mのインターバルを行なう。

200mと比べ無理がないようだ。

娘は長距離だけでなく、短距離も遅い。

マラソンといっても1000m程度なら、持久力よりスピードの方が大切だ。

そもそも当初から100mのインターバルは予定していたのだが、娘の予想以上の忍耐力のなさに少し我慢の必要な200mにしていたのである。

でも、200mは本人にとって距離が長いらしく、どうしてもペースが遅くなる。

これからしばらくはスピードアップの意味で、100mを取り入れよう。

 

100mのインターバルを5本やった後、

「1周(200m)を5本」

200mのタイムを計った。

1分5秒。

疲れたといって手を抜いているのは明らかだ。

ダラダラやっても仕方ないから

「よし、次58秒を切ったら、1周の練習は終わりにしてあげる。ヨーイ、スタート」

57秒55。

1秒くらいは、オマケしたがダラダラ走るよりいい。

 

「よし、最後に中1周、外2周、中1周をもう1回やるぞ」

いつものようにグチグチ文句を言うが、無視して「はい、スタートするよ」

「ヨーイ、スタート」

今度はお腹は大丈夫だったが、タイムは7分38秒。

まあ、仕方ないか。

これからじっくりやっていこう。 028.jpg

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